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   2022年8月28日(日)   家族からのリクエストで、
東山山頂、将軍塚青龍殿の大舞台へ散策に。


将軍塚青龍殿の大舞台


京都市内が一望できる高床の舞台から、
「あれが御所!」
「あれは鴨川!」
と、知っているランドマークを声に出し楽しみました。

欄干から真下を覗き、その高さに気付いてからというもの、
ギシギシ鳴る床にビビりまくりの子供たち。
「木組みなんやから、これくらいどったことないでー」と教えます。

帰り際、隅っこに置かれた大舞台の構造模型を発見。
なんと舞台先端の下に柱がありません。
長ーい木製方杖(10m以上?の斜め材)で支える架構です。
エッほんまに?
これぞ現代の木造技術なんでしょうね。
難しかったであろう工事を想像し、ビビりまくりの父でした。





  
   2021年12月26日(日)   お客さんから木製カレンダーを頂きました。
昔に家を建ててもらった大工さんがお遊びで作ってくれたモノとのこと。
立板の○穴に、曜日&数字の切文字を置いて使います。


木製カレンダー


つくりは精巧。
細ーく切り出された木の文字は秀逸です。
○の中で好き勝手に転ぶ「日にち」達ですが、
そのアチコチ感でなんとも可愛らしい雰囲気に。

繊細でお茶目。
大工さんのお人柄あふれる作品ですね。

ご縁に感謝!





   2021年 5月30日(日)   3年前に植えたジューンベリーの実付がとても良い。
真冬に施した寒肥が効いたのかも。


豊作のジューンベリー


実の色が赤黒くなると収穫のタイミングらしく、もーちょっとの辛抱。
で、す、が、
ライバルの鳥さんが待ちきれず、
摘んでは至る所で食べ散らかしています。

自然相手の庭いじり。
なかなか思うようになりません。
(そこがまた面白い)





   
   2020年12月30日(水)   今年もあと2日。
年明けの工事の段取りで、ごそごそデスクワークをしています。


かたおか建築事務所前の雪化粧


夜になって事務所の前がうっすら雪化粧。
北海道で暮らしていた若い頃を思い出します。
雪の中、夢中でログハウスを作っていました。
あれから17年か。

もうひと仕事。
積み重なった書類を整理して、気持ちよくお正月を迎えたいと思います。

みなさま良いお年を!





   
2020年 4月13日(月) 先週行われた息子の小学校入学式。

新型コロナウイルス感染防止のため、
「全員マスク着用」「プログラムの簡素化」が施され、
物静かな、粛々とした異例の式典となりました。
不慣れな雰囲気に、
新一年生もやや緊張気味。

それでもやっぱり子供ですね。
記念撮影後はランドセルを背負ったまま運動場で大はしゃぎ。
こらっと言いつつ、元気な姿には少し安心しました。


入学式にて満開の桜


辺り一面満開の桜。
ここ数年で一番きれいだったかも。
一日も早く平穏な日々が戻ってくるよう祈るばかりです。





2020年 1月14日(火) 遅ればせながら、
あけましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

年末から準備していた事務所の看板をヤットコサ設置しました。


かたおか建築の事務所看板


これで道路からわかりやすく、、、なったかな?
ちょっと色が薄いですかね(汗)

これから少しずつ足元に下草を植え、
春には緑に囲まれた看板になる予定。
道往く方々にも楽しんでもらえるよう、こしらえていきます!





2019年10月27日(日) 昨日は、娘が通う高校からお知らせのあった
「京都 秋の東山 三ヶ寺巡り」へ家族で参加。
外国の方にも寺文化に触れられるイベントが開催されていて、
高校ESS部員による英訳付きで案内してもらいました。

そのひとつ「手づくり御朱印帳講座」は面白い催しでした。
気に入った表紙を選び、台紙に貼り付け、
オリジナルの御朱印帳をつくるというもの。
作業は糊付に紙折と単純ですが、
大人も子供も思う存分のめり込みました。
真剣に取り組んでいるうちに愛着度もぐんぐんUP!

丁寧に丁寧に。
はみ出すことなく、破ることなく。


手づくり御朱印帳「東山 三ヶ寺巡り」


完成品を手にすると、
御朱印求めて全国津々浦々お寺巡りに出たくなる気分。
「愛着」ってすごいです。

そのあと境内を見学し、参道をゆっくり散策。
寺務所で、できたてホヤホヤの御朱印帳に判をポンッ。
お庭の苔も美しく、空気もきれい。
仏様に手を合わせ、心地良い週末となりました。





2019年 4月27日(土) お寺さんで庫裏の屋根を直しています。


昔の矩座金


天井裏を清掃中、目に留まった矩座金。
火打ちと梁をつなぐのに取り付けられた金物です。
昭和のいつ頃のものでしょうか、
鉄の重厚感がいいですね。
飾らない形も好み。
手を止め、しばらく見入ってしまいました。

煤にまみれて他にもお宝があるかもしれません。
見つけた時は一休み。
改修ならではのひとこまです。





2019年 1月 7日(月) あけましておめでとうございます!

実を言いますと、、、
昨夏、岩倉幡枝町に自宅兼事務所を構えました!!
念願の打ち合わせスペースもようやく準備完了です。


かたおか建築の打ち合わせスペース


近くにお越しの際は気軽にお立ち寄り下さい。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。





2018年 5月12日(土) GWは近江八幡観光へ。
夕過ぎ、市内が一望できるという八幡山にロープウェイで登りました。
少し薄暗くなってきたなーと思っていると、
山道にほんのり灯りが。


八幡山の灯り


ラミネートされた葉っぱと半紙で一巻きされた外灯です。
素朴な灯りが木々の緑と相まって、辺りはやさしい雰囲気に包まれます。
やっぱり手作りは良いもんです。





2018年 4月14日(土) ある朝、現場にこんなものが。


発泡ウレタンに描かれた顔文字


はみだしカットされた発泡ウレタンの丸玉に、
描かれた顔文字 4パターン。
思わす頬がゆるんでしまいます。
前日に作業をしていた電気屋さんの仕業ですが、
どの表情で仕事をしていたのか気になるところ。

左から2番目でありませんように(祈)





2018年 1月 5日(金) あけましておめでとうございます!
本日、仕事始めです。
今年もよろしくお願いいたします。


新しくなったかけひ


「かけひ」 紫竹の竹垣工事より





2017年 6月10日(土) 幼少の頃、ブロックが好きでずいぶんと遊びました。
あれから数十年、
時代が変わってもブロック遊びは健在で、
3歳になる息子も「みててねー」といいながら、色んなものを作ってくれます。


子どもがブロックで作った家

「ワンワンとおひるねとガソリンとジュース」 (本人いわく)


グラグラしている部分を見ると、つい手伝おうとしてしまうのですが、
「ちがーう!」と怒られます。
でも、その反発ぶりには内心ちょっと嬉しい(笑)
「ハイハイ触りません」

ブロックに感謝です!





2017年 5月10日(水) GWに行ってきました姫路城。
一番印象に残ったのは城壁でした。


姫路城の城壁


壁のいたる所に開けられた○△□の穴。
これらは鉄砲や矢を撃つための穴で狭間(さま)と呼ばれるものです。
形もさることながら、ランダムにテンポよく散りばめられた構図も、
見る者を飽きさせません。
「厳しい戦の時代でも職方の遊び心があったんかなあ」
想像が膨らみます。

帰って○△□の由来を調べてみたところ、諸説を見つけました。
最も有力なのは、
「部隊によって使う穴の形を決めておくことで、すばやい配置ができるため」
という説。
どうやら「遊び心」ではなく「戦術」の産物だったよう。

とはいえ、これだけの佇まいです。
そこには築城にかけた人たちのこだわりがあったに違いありません。
「もうちょい△下げやな〜」
慌ただしい当時の城内で、そんな声が飛び交っていたような気がします。





2017年 3月13日(月) 現在「猫のための庭」を計画中。
猫を飼ったことがない私にとって、ありがたい本に出会いました。


建築知識で特集された「猫のための家づくり」

建築知識 2017年1月号 「猫のための家づくり」


猫の身体能力や行動心理に基づいた設計事例がたくさん載っています。
この本、かなり人気があるみたいです。





2017年 1月 5日(木) あけましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


浜比嘉大橋から見た初日の出

「初日の出」 沖縄 浜比嘉大橋にて





2016年10月 1日(土) 久しぶりに天気が良かったので、
散歩がてら吉田山山頂にあるカフェ「茂庵」に行ってきました。

2階でランチをとりましたが、本当に気持ちの良い所です!
眺めは素晴らしく、西に市街、東に大文字山が望めます。
窓からは心地良いそよ風。
見上げれば美しい小屋組み。
店内に流れるJAZZもさることながら、
隣席から聞こえてくる京大先生方の難しい議論も、うってつけのBGMでした。

元々は大正時代に建てられた茶苑の点心席だったとのこと。


緑の中の茂庵


山頂までの散策ルートの雰囲気もGOOD!
石段や石畳。
坂に建ち並ぶ民家。
その合間から見え隠れする大文字。
深い緑。
すっかり虜になりました。





2016年 5月 6日(金) 白壁の町、文化の町、倉敷を訪ねよう!
ということで、今年のGWは家族で岡山方面へ出掛けました。

晴天の倉敷美観地区は観光客で賑わい、
どこもかしこもヒト、ヒト、ヒト。
ゆっくり建築見学にふけようと思っていたはずが、
陽射と熱気でフラフラになり、
気づけばソフトクリームの看板ばかりに目がいく始末。

こらあかんわー、
と狼狽えながら、川沿いの大通りから一筋入ってみると、、、


白壁となまこ壁の小路


ひとけもなく、風がすーーーーっと抜ける場所を発見!
屋外にもかかわらず土蔵の中にいるようなヒンヤリ感があります。
おかげで、もうひと歩きできるまで回復させてもらいました。

たまたま出会ったこの小路。
漆喰の「白壁」と瓦の「なまこ壁」のバランスもすごく良かったです。





2015年 8月19日(水) 少し前になりますが、
お寺さんの観音堂の屋根を葺き替えました。

思っていた以上に傷んでいたため、
瓦のみならず、野地板や一部垂木も取り替えることに。

原形がなくなってしまった部分は、
元々の屋根姿を想像しながら、
「そり」や「むくり」の曲面をこしらえなければいけません。
大工さんも瓦屋さんも、
幾度となく糸を張り、薄板をしならせ、
近くでにらみ、遠くから眺めます。
「ヨシここや」
微妙な曲がり具合は、やはり職人さんの感覚がたよりです。


正法院観音堂の瓦屋根


手間暇かかりましたが、出来上がったときの喜びもひとしお。
その曲線美に、ついつい見入ってしまいます。





2014年11月 9日(日) 先週の日曜日、
娘を連れて、知恩院御影堂大修理の見学に。


知恩院御影堂の桔木


丸太の迫力がスゴイ!!

日本建築の屋根の美しさのひとつに、深い軒があります。
その深い軒を支えているのが、桔木(はねぎ)とよばれるこの丸太なんです。

「こっちがこーなって、あーねんぞー」と、娘にメカニズムを熱く語りましたが、
かえってきた返事は、
「よーわからん」。

・・・。
美しい軒の陰でこれだけの木が組まれているってことは、心に残ったかなあ?





2014年10月20日(月) 新築中の家の前の工事看板。
造作中の大工さんが、
なーんと、端材で屋根をかけてくれました。


かたおか建築の工事看板


横っちょには「かたおか建築」のポストカードも置いていますので、
見かけた方はご自由にお取り下さい。





2014年 7月 1日(火) 上京のお家の裏庭にウッドデッキをこしらえました!


ウリン製のウッドデッキ


デッキ材はウリンです。
この材、またの名をアイアンウッド(鉄の木)といいます。
手にしてみると、ほんと木とは思えないくらい重い。
木目がぎっしり詰まっていて、
「水に強い、虫にも強い、外まわりにモッテコイ」といわれるのもわかる気がします。

価格はやや高めですが、
メンテナンスを気にすることなく、デッキのある暮らしを長ーく楽しめます。





2014年 4月30日(水) 先日、家族で船岡山に登ったのですが、
思わず写真を撮ってしまった風景です。


船岡山の散策路


組まれた石段がまわりの樹木や苔に溶け込んでいて、心底ウットリ。
年月とともに自然に還っていく、
そんな良きお手本に出会いました。





2013年 2月 1日(金) 伝統構法を教えていただいた師より手渡された一冊の本。


耐震設計の入門書「地震と建築」

「地震と建築」 大崎順彦 著


耐震設計をこれから学ぼうとされる方には、
わかりやすくまとめられた良書だと思います。





2012年 8月17日(金) お盆明け、本日より業務再開です。

朝早くから、上框や敷居になる栗材を引き取りに、
一路、京北にある銘木屋さんに向かいました。
栗は色味といい木目といい素朴な感じがよく、お気に入りの樹種のひとつです。

今回の用事とは関係なかったのですが、
ここの若大将に本職である「なぐり」加工を見させてもらいました。
ずいぶんと長い付き合いになると思いますが、
実際に「なぐり」をしているところを見たのはこれが初めて。
チョウナで木の表面がタンッ、タンッとはつられ、
みるみるうちに独特の風合の木肌が現れます。
触ってみるとツルッツル。

手道具でしかできない加工技術です。


なぐり加工の道具





2012年 7月 9日(月) 工事のご報告。

今日は梅雨時には貴重な晴れ間ということで、
岩倉のお家に木製網戸を納めてきました。
雨戸用のレールを利用した杉の網戸です。
これで、今夏は涼しい風が家の中をさ〜っと抜けてくれそうです。


木製網戸





2010年12月12日(日) ホームページをたちあげました!
慣れないHP作成ソフトに戸惑いながら、
なんとかカタチ?にした次第です。
これから内容も充実させていきますので、
今後ともよろしくお願いいたします!